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ライフハック、飛蚊症

25歳で会社を辞めたきっかけ

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僕は、都内の大学院を卒業して、大手のゼネコン会社に就職しました。

その会社は非常に激務でして、入社してからちょうど一年たって、逃げるようにして辞めました。

辞めた直後から、転職活動を開始しまして、半年後に労働環境の良い会社に就職することができました。

その会社には、今現在も在職しております。

この記事では、3年耐えるつもりだった会社を、1年で辞めてしまうまでの過程をお伝えします。

*この記事は、全部で1分くらいあれば読めます。

 

入社1年目の25歳の僕が会社を辞めた理由

建設業界の厳しさは、想像以上でして入社前と入社後のギャップが、とても大きいものでした。

本格的に現場での勤務が始まると、朝は6時に起きて7時には出社し、深夜に帰宅することが多くなりました。

夏にさしかかると、労働環境の実態が正確に把握できるようになり、自分が生涯働いていける業界ではないと感じました。

そこで、日系企業に根強く伝わる神話を信じて、3年間働いてたら会社を辞めようと心に誓いました。

リタイアを考える業界で働くしんどさ

会社を辞める決断をした瞬間は、後ろ向きとはいえ目標ができたため、うつうつとした日々を晴れやかに過ごせるようになったのを覚えています。

しかしながら、そのような時間は長く続きませんでした。

建設業界を離れる決断をしたため、毎日14時間以上、会社に拘束される時間が苦痛になっていきました。

専門知識への興味がなくなり、飲みが多い業界の風習にも馴染む気がなくなりました。

会社への忠誠心がなくなると、悪い側面ばかりが目立つようになります。

残業150時間がスタンダードであり、お盆や正月などの長期休みが、天候に左右される工事の進み具合で無くなってしまう。

仕事は仕事と割り切って考えていましたが、理不尽な要求が積み重なり、眠れない日が続くことがありました。

しかしながら、朝早く現場に行き、深夜に帰るという生活でしたので、将来のことを考える余裕がなくなり、曜日の感覚もなくなっていきました。

グレーな企業は、会社が組織として成り立つために、1年目の新人に対しては、未来のことを考える気力を奪うまで働かせます。

この手法をとるのは、組織として仕方がない側面があると考えていましたが、頭では分かっていても実際にやられると、とても精神的に負担がかかりました。

しかし、ちょうど入社1年目の春を迎えたとき、ある出来事をきっかけに会社を辞める選択を固めました。

限りなく黒に近い灰色の行為が横行

春に新たな現場でのプロジェクトが始まりましたが、3年間で辞めるという決意は変わっておらず、あと2年頑張れば、この仕事から解放されるという考えに取りつかれていました。

仕事の内容は、すでに配置されている配管が老朽化しているため、新しい配管へと交換するプロジェクトです。

現場の建物は、地上50メートル以上の高さですので、命綱となる安全帯と呼ばれるものを身につける必要があります。

しかし、交換する配管は、別の配管が邪魔をして、安全帯を外さなければ人が入り込めないような場所に位置していました。

そのような場合には、新たに足場を作ることが必要だったのですが、安全帯を外して仕事をすることを許容する雰囲気がありました。

そして、安全帯を外して作業をしていた協力会社の人が、ボルトを落としてしまい、下にいた人のヘルメットに直撃するという事故が起きました。

私が現場を監督していましたが、事故が起きた時間帯に、お客さんと仕事のやり取りをしていたため、責任の所在が曖昧になりました。

そのため、表向きには、私が形だけお客さんに平謝りするということで、事態が収まりました。

しかし、業界に踏み入れてたった1年間で、一歩間違えれば人が死ぬような事故を何度か経験した自分にとっては、もう耐えられないという感情が爆発しました。

業界全体が限りなく黒に近いグレーであるということと、これから2年間怪我の危険と隣り合わせの状況が続くことに耐え切れず、上司に会社を辞めることを伝えました。

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上司からの引き止め

他の業界でやり直していきたい、この業界で働くことは自分にとって難しいということを伝えると、上司から恐喝まがいの引き止めにあいました。

上司は、様々なアメとムチの言葉を投げかけ、この会社で通用しなかったら、どこにいっても通用しないということを繰り返します。

しかし、他の会社で働いたことがない人がどうしてそのようなことが言えるのでしょうか。

今思えば本当に愚かでしたが、当時の私は、上司の言葉をかなり信じていました。

他部署への異動も提案されましたが、上流から下流まで違法に働きまくる業界に完全に嫌気がさしていました。

退職届が正式に受理され退職日が決まると、有給休暇をとって転職活動を開始しました。 

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