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ライフハック、飛蚊症

イニエスタの活躍によるJリーグ復活の兆し

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この記事では、イニエスタ不在で話題になったヴィッセル神戸セレッソ大阪のレポートをする。

 

戦術的理由で出場を隠すのは当然

 

この試合は、イニエスタが試合に出場することを期待して、チケットは即完売した。

 

しかし、イニエスタは、この試合の直前にスペインに帰国して、チケットを買った人々が落胆するニュースが流れたのであった。

 

チケットを買った人の中には、イニエスタが出場しないチケットを売ったとして、クラブの運営を詐欺であると主張する人もいた。

 

イニエスタ本人に対して、怒りの矛先を向ける愚かな人も目立った。

 

これらの非難は、考えなくても間違っていることが明らかである。

 

イニエスタは、既にヴィッセル神戸というチームに所属する一選手に過ぎないのだ。

 

相手を惑わせるために、出場を最後まで隠し通すのは、チーム戦術として当然のことである。

 

イニエスタがいない会場

 

試合は、セレッソ大阪のホームであるキンチョースタジアムで行われた。

 

収容人数のべ一万八千人のスタジアムは、イニエスタを見るためにチケットを買った人々によって満員となった。

 

会社帰りのOLやサラリーマンが目立ち、部活帰りの学生も大勢いる。

 

サラリーマンの中には、同じ部署のメンバーで揃って観戦していたり、スタジアムを接待の場として使う者もいた。

 

サッカーのスタジアムで、すみません遅れました、お先に失礼しますなどの挨拶が飛び交うのを聞くのは、貴重な経験である。

 

当日は、19時キックオフであったが、まだ気温は30度近くあり、うちわを仰ぐ人が目立った。

 

イニエスタがいないピッチに好奇な視線が降り注いでいた。

 

ビールの売り子が普段の倍走り回り、スタッフが多数配置される中、試合開始のホイッスルが鳴った。

 

Jリーガーの躍動とサポーター

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試合開始とともに、両サポーターの応援の声が高まった。

 

試合が10分を経過する頃に、面白い試合になると確信できた。

 

Jリーガーという職業に対するプロ意識を持ちながら、戦う姿勢がはっきり見えたからである。

 

Jリーグの観客動員は、年々減っている。

 

昔から言われていることだが、古くからのファンが離れ、若い世代をスタジアムに運べない。

 

サッカーのレベルは、毎年着実に上がっているのだが、人気が比例しない。

 

スポーツ中継の映像技術が発達して、手軽に試合を録画できるようになっても、スタジアムに足を運ぶ人が少ないと人気の底上げにはならない。

 

いつものファンに応援され、いつものヤジを聞くのは、Jリーガーにとってはモチベーションの低下につながる。

 

この試合が面白かったのは、ピッチ上の選手が、観客を盛り上げるために戦ったためである。

 

スポーツの世界は、試合に勝つことと同時に、観客を楽しませることが必要である。

 

試合に勝てても、試合内容が魅力的でなければ、スタジアムに足が遠のく。

 

どちらを優先すれば良いという問題ではない。

 

試合内容は、ホームのセレッソ大阪コーナーキックから先制して、ヴィッセル神戸が後半にオウンゴールから一点を返して、1-1の同点で終わった。

 

普段と違い、試合が終わった後もスタジアムに残る人が多かった。

 

この試合のJリーガーは、確かに初めてJリーグを観に来た人を楽しませ、自分達のサッカーの魅力で観客の心をつかんだ。

 

W杯における日本代表の大躍進とイニエスタという世界的名プレーヤーの来日を受けて、Jリーガーが意地を見せた試合といえる。